足下から鳥が立つ
(あしもとからとりがたつ)
[意味]
(急に足下から鳥が飛び立って驚かされるということから)身近な場所で、突然、意外な出来事が起こること。
急に何かを思い立って、慌ててバタバタと物事を始めること。
[類似のことわざ]
寝耳に水(ねみみにみず),足下から煙が出る(あしもとからけむりがでる)
[英語のことわざ]
Many things happen unlooked for.
(思ってもいなかった意外なことが起こる。)
[用例]
父が農作業中に脳溢血で倒れたという突然の知らせを、『足下から鳥が立つ』というような驚きの気持ちで聞いていた。
彼女が妊娠したと聞き、『足下から鳥が立つ』とばかりに、それまでの怠けた生活態度を改めた彼は、かつて頑張っていた専門職の求人を真剣に探し始めた。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
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