石が流れて木の葉が沈む
(いしがながれてこのはがしずむ)
[意味]
重たくて沈むはずの石が流れて、軽くて浮かぶはずの木の葉が沈むように、物事の道理・常識が逆になっているということの喩え。
[類義のことわざ]
石が浮かんで木の葉が沈む(いしがうかんでこのはがしずむ)、 西から日が出る(にしからひがでる)
[用例]
『石が流れて木の葉が沈む』ような信じられない話なのだが、確かにあの女性は池の水面を歩くようにして移動していたのだ。
科学理論では説明できない『石が流れて木の葉が沈む』ような不可思議な事態を、どのように理解すれば良いのか分からなかった。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
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