一発五巴(いっぱつごは)

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一発五巴
(いっぱつごは)

[意味]

五頭のイノシシ(猪)を遠巻きにして追い詰め、その中の一頭だけを確実に弓矢で射止めること。一発五巴の『巴』の正しい漢字は、偏(左側)に『豕』、旁(右側)に『巴』と書く。『巴』は『猪』という意味である。

儒教の説く理想の君子が行うべき“獣(猪)の狩り”の作法について述べた言葉である。

[出典]

『詩経』 召南・趨虞(しょうなん・すうぐ)

[類義語]



[用例]

無益な殺生を好むわけではない我々は、一発五巴の精神で季節の狩りの行事をこなしている。黒潮に乗って泳いでくるサンマを一網打尽にしてしまえば来年は漁獲高が減るかもしれない、海洋資源を守る観点からは一発五巴で控えめな漁をすることが大切なのだ。鳥獣を獲れるだけ獲ろうとする狩猟のやり方は野蛮であり、必要なだけ鳥獣を狩るという一発五巴を心がけなければならない。

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参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)

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