栄華之夢
(えいがのゆめ)
[意味]
時流に乗って栄えることは、夢のように儚い(はかない)ことである。
時めいた華やかな絶頂の時期は、そんなに長続きはしないものである。
[出典]
[類義語]
邯鄲の夢(かんたんのゆめ), 人生夢の如し(じんせいゆめのごとし), 浮生夢の若し(ふせいゆめのごとし)
[用例]
平家は平清盛の時期に栄耀栄華をほしいままにして『平家にあらずんば人にあらず』とまで言われたが、その繁栄も『栄華之夢』であった。
艱難辛苦を乗り越えすべてを捨てて自分の会社をここまで大きくしてきたのだ、『栄華之夢』でこの会社を潰すことなど絶対に許されない。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
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