縁木求魚, 木に縁りて魚を求む
(えんぼくきゅうぎょ), (きによりてうおをもとむ)
[意味]
縁木求魚は『木に縁りて魚を求む』の略である。
木に登って魚を捕まえようとすること。
そこから転じて、どうやっても絶対に不可能なことの喩えになった。
[出典]
『孟子』の梁恵王上
[類義語]
縁山求魚(えんざんきゅうぎょ)、 敲氷求火(こうひょうきゅうか)、 水に入りて兎を捕らう(みずにはいりてうさぎをとらう)、 山に上りて魚を求む(やまにのぼりてさかなをもとむ)
[用例]
まっとうに働かずに一か八かの賭け事で大金を稼ごうなんて、『木に縁りて魚を求む』ようなものである。
『縁木求魚』と笑われても、自分は愚直にこの孤児支援のボランティア活動を続けていきたいと思っている。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
トップページ> Encyclopedia>
日本の古典文学> 四字熟語>現在位置
プライバシーポリシー