円満具足
(えんまんぐそく)
[意味]
十分に満ち足りていて不足がないこと。
また、満足して顔つきが穏やかで柔和である様子。
『円満(えんまん)』は元々は仏教用語で、あまねく満ちていて欠ける所がない様子のことである。そこから転じて、人に対して角を立てずに穏やかな様子のことも意味する。
『具足(ぐそく)』は十分に備わっていることである。
[出典]
[類義語]
[対義語]
[用例]
ストレスを減らす長生きの秘訣は、他人や物事に対して不平不満を言わず、いつも『円満具足』の心境で穏やかな表情をしていることである。
今まで『円満具足』の満ち足りた生活を送っていたが、あの男から大金を詐欺で騙されたために、怒りと憎悪の醜い感情を抑えられなくなってしまった。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
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