怏怏不楽(おうおうとしてたのしまず), 怏怏として楽しまず

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怏怏不楽, 怏怏として楽しまず
(おうおうとしてたのしまず)

[意味]

満足できず楽しくない。気持ちが満たされず、不愉快な気分であることをいう。

『怏怏(おうおう)』というのは、不平・不満があって心が晴れない様子のことである。

『怏怏として悦ばず(おうおうとしてよろこばず)』ともいう。

[出典]



[類義語]



[用例]

裏千家の大家である師匠は、弟子たちの無作法が繰り返される茶会を前にして『怏怏として楽しまず』の表情を隠そうともせず苛々としていた。

一方的に婚約破棄して姿を消した彼を前にしては、彼女が『怏怏として楽しめない』気持ちになるのも無理はないとみんな思っていた。

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参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)

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