遠慮近憂
(えんりょきんゆう)
[意味]
先々(将来)のことまでよく考えて行動しないと、必ず近いうちに憂うべき心配事(問題)が生じてくるということである。
『遠き慮り(おもんぱかり)無ければ、必ず近き憂い有り』の略である。
[出典]
『論語』 衛霊公篇
[類義語]
[用例]
短期的な目先の利益や楽しみばかりに気を取られていると、『遠慮近憂』で遠からず後悔するような問題が立ち上がってくるだろう。
『遠慮近憂』の戒めに従って、毎月コツコツと定期預金だけではなく投資信託の積立ても始めることにした。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
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