朝雨女の腕まくり
(あさあめおんなのうでまくり)
[意味]
朝に降る雨はすぐにやんでしまうことが多く、女性が腕まくりして腕力がない。それらのことから、朝雨も女の腕まくりも大したことがない、大げさに騒ぐほどのことではないという意味である。
[類似のことわざ]
朝雨小博打(あさあめこばくち)、朝雨に傘いらず、朝雨馬に鞍を置け
[用例]
今日の株式市場は、前場で300円も日経平均株価が上昇したが、大引けでは50円の下落となった、まさに『朝雨女の腕まくり』といった値動きである。
私たちの草の根のデモ活動などは、政府から『朝雨女の腕まくり』だと軽く見られているだろうが、絶対に諦めないという不退転の覚悟でみんな参加しているのだ。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
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