悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)

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悪事千里を走る
(あくじせんりをはしる)

[意味]

悪い行為や悪い評価は、あっという間に世の中に知れ渡って広まってしまうということ。悪事をすれば世間に隠し通すことはできず、たちまちみんなに知れ渡ってしまうということ。

[類似のことわざ]

隠す事千里(かくすことせんり)

[英語のことわざ]

Bad news has wings.
(悪いニュースは翼を持っている。)

[用例]

過去の前科を上手く隠していたつもりだったが、悪事千里を走る、あっという間に職場の人に知られてしまっていた。

悪事千里を走るとはいうが、人を理不尽に傷つけておいて世間が許してくれるはずもない、これが自業自得や因果応報ということなのだろう。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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