挙句の果て(あげくのはて)

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挙句の果て
(あげくのはて)

[意味]

連歌(れんが)では、初めの句を『発句(ほっく)』、最後の句を『挙げ句(あげく)』というが、そのことから『物事の最後のこと』を意味する。

最終的な結果が悪かった場合にのみ使われる慣用句であり、良い結果が出た場合には使われない。

漢字表記は、『挙げ句の果て』でも『揚げ句の果て』でもいずれでも良い。

[類似のことわざ]

とどのつまり

[用例]

小さな借金を何度も積み重ねていた男は、挙句の果てに、返せないほどの借金を抱えることになって夜逃げした。

暴飲暴食の不摂生な毎日を送っていた女は、挙句の果てに、肝硬変を患ってしまい不便な入院生活を余儀なくされた。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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