意馬心猿
(いばしんえん)
[意味]
馬が思いのままに闇雲に突っ走ていく、猿が気分に任せてキイキイと泣き喚くように、人間の煩悩や感情、衝動、本能なども抑え難いということ。
[出典]
[類義語]
心猿意馬(しんえんいば)
[用例]
お腹が空けば泣き喚く、満腹になればにっこり笑う、本当に赤ちゃんというのは意馬心猿な存在である。
いったん頭に血が上ると何をするか分からない男、彼の意馬心猿な気性の激しさは周囲にひどく恐れられていた。
自由気ままで天真爛漫と言えば聞こえが良いが、その時々であちこち気分が変わって色んなお願い事をしてくる彼女は、意馬心猿とでもいう他のない我慢のできない女性だった。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
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