一朝一夕
(いっちょういっせき)
[意味]
一つの朝か一晩かが過ぎるまでの間。
きわめて僅かな日時・時間のこと。きわめて短い時間の範囲を指している。
[出典]
『易経』 坤(こん)
[類義語]
[用例]
難関大学の入学試験は、一朝一夕のにわか仕込みの勉強では合格することが難しい。
一朝一夕に完成させることができない巨大プロジェクトだからこそ、2020年の東京五輪には綿密な予算とスケジュールの調整が必要だったのだが、国立競技場の建替え工事の完成期間の見積もりに甘さがあった。
博士が上げたノーベル賞受賞の偉大な功績は、一朝一夕の学術的な努力に拠るものではない。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
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