依命通達（いめいつうたつ）

依命通達
（いめいつうたつ）

［意味］

公的機関において、上位者（省庁・大臣）の指示・命令を受けて、担当の行政機関（官僚・役人）が下位の官庁・役所に下す通達のこと。

行政官庁や担当の大臣の命令を受けて、事務次官・局長などの国家公務員の幹部が、地方の役所に下す命令・通達のこと。

[出典］



[類義語]

依命通牒（いめいつうちょう）

［用例］

行政機関で働く公務員の職務を考えれば、省庁から下りてくるトップダウンの依命通達の指示には逆らうことが極めて難しい。

財務大臣直々の依命通達によって、その革命的とも言える赤字削減の財政改革に、全員一丸となって取り組む運びとなった。

• 一触即発（いっしょくそくはつ）
• 一笑千金（いっしょうせんきん）
• 一所不住（いっしょふじゅう）
• 一世風靡（いっせいふうび）
• 一知半解（いっちはんかい）
• 海千山千（うみせんやません）
• 一心同体（いっしんどうたい）
• 一石二鳥（いっせきにちょう）
• 一殺多生（いっせつたしょう）
• 一致団結（いっちだんけつ）
• 一旦緩急（いったんかんきゅう）
• 一朝一夕（いっちょういっせき）
• 意味深長（いみしんちょう）
• 依命通達（いめいつうたつ）

参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』（三省堂），『大修館 四字熟語辞典』（大修館），竹田晃『四字熟語・成句辞典』（講談社学術文庫）

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