味をしめる
(あじをしめる)
[意味]
一度成功したことや上手くいったことが忘れられないということ。一度やって上手くいったことやそのうまみ(面白さ)を忘れられずにまた繰り返してしまうこと。
一度上手くいったことからその妙味や快感を知り、次も同様のことが起こるはずと期待すること。
[類似のことわざ]
[用例]
初めての賭博でビギナーズラックの大勝をしたが、それに『味をしめて』しまい、ギャンブル依存症になった。
カンニングをしてテストで良い点数を取ることに『味をしめた』彼は、その後も発覚するまで不正行為をし続けた。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
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