影駭響震
(えいがいきょうしん)
[意味]
影を見ただけで驚き恐れ、音を聞いただけで震えあがるという非常に臆病(小心)になっている様子。
ひどく驚いて恐れること。『駭(がい)』とは、びっくりして恐れるという意味である。
[出典]
[類義語]
風声鶴唳(ふうせいかくれい)
[用例]
両親からの虐待を日常的に受け続けた彼は、人が少し手を振り上げる動作をしただけでも『影駭響震』してしまう。
町内で連続放火事件が発生していて、近隣住民は十分に火の用心をしながらも、また放火魔が出現するのではないかと『影駭響震』している。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
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