雲雨巫山(うんうふざん)

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雲雨巫山
(うんうふざん)

[意味]

男女の情交のことである。

古代中国の戦国時代、楚の襄王が高唐の地で遊んでいた時、朝に雲となり、夕には雨となる魅惑的な巫山(ふざん)の神女と、夢の中で情を交わしたという故事に基づいた四字熟語である。

[出典]

『高唐賦(こうとうふ)』 古代中国の戦国時代、楚の宋玉。

[類義語]

雲雨之夢(うんうのゆめ),  巫山の夢(ふざんのゆめ),  朝雲暮雨(ちょううんぼう)

[用例]

大学時代に憧れていた女性の先輩と一夜限りの関係を持ったことがあったが、今思うと夢のような『雲雨巫山』であった。

『雲雨巫山』などと風雅な四字熟語で語るのとは程遠い、若い二人の欲望に任せた情交が繰り返された。

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参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)

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