雲煙過眼
(うんえんかがん)
[意味]
雲や煙(霞)があっという間に目の前を過ぎ去るように、心に物事を長く留めておかないということ。
物事に深く執着したり依存したりしないあっさりとした心持ちのことである。
『雲煙』は『雲烟(うんえん)』と書くこともある。
[出典]
[類義語]
[用例]
何事にも執着せずに受け流す『雲煙過眼』の心境に至ったことで、私はあらゆる悩みから解放されることになった。
『雲煙過眼』のこだわりのないあっさりした心を持つことができれば、人を許して受け容れられるようにもなれるだろう。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
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