英華発外
(えいかはつがい)
[意味]
物事の内側にひそんでいた美しさや長所、利点(優れた点)が表面に出てくること。
『英華、外に発す(えいか、そとにはっす)』と訓読する。
[出典]
『礼記』の楽記
[類義語]
[用例]
去年まで全く目立たなかったプロのサッカー選手だが、今年に入ってから急に『英華発外』の活躍を示し始めた、地道に積み上げてきたトレーニングの成果だろう。
凡庸な才覚の人物に過ぎないように見えたが、能力を縦横無尽に発揮できる役職を与えられた途端、『英華発外』で別人のような輝きを放ち始めた。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
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