益者三友
(えきしゃさんゆう)
[意味]
有益な三種類の友人のことである。
第一は、剛直で直言を憚らない友。
第二は、誠実で陰日向(かげひなた)のない友。
第三は、何でも知っているような博学多識な友。
[出典]
『論語』 季氏
[類義語]
[対義語]
損者三友(そんしゃさんゆう)
[用例]
私一人の力でこの立派な科学賞を得ることはできなかった、『益者三友』というべき偉大なる友人たちの支援あってこその受賞である。
生涯にわたって尊敬と信頼を寄せ合える『益者三友』の友達を得ることができれば、それだけで人生の痛快事は成ったというべきなのである。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
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