円頂黒衣
(えんちょうこくい)
[意味]
丸い頭に墨の衣で、僧侶の姿(法体)のことを意味している。
『頂』とは、丸く剃った頭のことである。
[出典]
[類義語]
[用例]
『円頂黒衣』の禁欲的な僧侶の身なりこそしていたが、その男は裏で投資詐欺に手を染めている欲深い生臭坊主であった。
しんしんと雪が降り積もっている禅寺で、『円頂黒衣』のお坊さんが黙々と本堂の雪かきのお勤めをしていた。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
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