厭聞飫聴
(えんぶんよちょう)
[意味]
聞き飽きることである。
『飫(よ)』というのは、食べ過ぎて腹いっぱいになるという意味である。『厭聞(えんぶん)』も『飫聴(よちょう)』も心ゆくまで十分に聞くこと、飽きるほどにたくさん聴くことという意味である。
[出典]
[類義語]
[用例]
過去の同じ思い出話を何十回も繰り返す老人と話していると、もう聞き飽きたという『厭聞飫聴』の気持ちにどうしてもなってしまう。
相手のことを心配して同じ注意や批判を何回も繰り返す人がいるが、それだと『厭聞飫聴』となって逆に効果がなくなってしまう。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
トップページ> Encyclopedia>
日本の古典文学> 四字熟語・故事成語:1> 四字熟語・故事成語:2>現在位置
プライバシーポリシー