偃武修文
(えんぶしゅうぶん)
[意味]
『武を偃せて文を修む(ぶをふせてぶんをおさむ)』というようにも読む。
武器をしまって使用することがなく、学問に励んで修めるということである。天下が戦争のない平和な状態であることを意味する。
[出典]
『書経』 武成
[類義語]
偃武恢文(えんぶかいぶん)
[用例]
北朝鮮のまともな交渉が通じない核・ミサイル開発の問題が、東アジア地域における『偃武修文』の平和主義の実現を長年にわたって妨げ続けてきた。
『偃武修文』の平和を求める機運を高めていくために最も重要なのは、何よりも次世代を担う子ども達の教育である。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
トップページ> Encyclopedia>
日本の古典文学> 四字熟語・故事成語:1> 四字熟語・故事成語:2>現在位置
プライバシーポリシー