延年転寿
(えんねんてんじゅ)
[意味]
仏教用語で、自力救済または仏の加護・慈悲の力によって、ますます年齢を重ねて寿命を延ばすということである。
『転』には、ますますという意味がある。
[出典]
[類義語]
延年益寿(えんねんえきじゅ)、 益寿延年(えきじゅえんねん)
[用例]
日々の身体の鍛錬と健康法の実践によって、私は『延年転寿』で病気を知らず80歳まで年齢を重ねることができた。
がんを発病して寿命が尽きると絶望しかけたが、毎日仏に『助けてください』と祈りを捧げたご利益なのだろうか、余命宣告の月日が過ぎても『延年転寿』でまだ何とか生き続けることができている。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
トップページ> Encyclopedia>
日本の古典文学> 四字熟語・故事成語:1> 四字熟語・故事成語:2>現在位置
プライバシーポリシー