兎の上り坂
(うさぎののぼりざか)
[意味]
兎(うさぎ)は前脚より後ろ脚が長くて、坂を速く駆け上がることができる。
そこから転じて、物事が良い状況・条件に恵まれてどんどん進行していくことを言うことわざである。
[類義のことわざ]
渡りに船(わたりにふね)
[英語のことわざ]
[用例]
受験勉強のラストスパートの時期になると、『兎の上り坂』のように今まで学んできたことがどんどん頭の中で整理されてきた。
自軍の勢いがある今の内に敵対勢力を一気に攻めたほうがいい、『兎の上り坂』の快進撃を続けている百戦錬磨の将軍は、そう王様に進言した。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
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