衣鉢を継ぐ(いはつをつぐ)

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衣鉢を継ぐ
(いはつをつぐ)

[意味]

先人・恩師の業績・思想・技能の後継者になること。

『衣鉢』とは、仏教の師弟関係の故事にちなんだ言葉で、学問・芸術などの分野において、師匠から弟子に伝えられる奥義のことである。

『衣鉢』の読み方は『いはつ』だが、『えはつ・えはち』という読み方もある。

出典は仏教用語であり、『衣』は袈裟のこと、『鉢』は托鉢に使う鉢のことであり、師の仏僧が弟子に仏法の伝授を行った証として『衣鉢』を託す慣習があったことに由来する。

[類義のことわざ]



[英語のことわざ]



[用例]

文部大臣・法務大臣など重要閣僚を務めてきた父の地盤を引き継いだ私は、全身全霊を傾けて『衣鉢を継ぐ』にふさわしい政治家にならなければならない。

『衣鉢を継ぐ』というと大げさになるが、地域の人々のために報酬を顧みずに尽力してきた医師の父の背中を見て、私も地域に密着した医師になりたいと子供心に思っていたのだった。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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