命長ければ恥多し
(いのちながければはじおおし)
[意味]
長生きをすると、それだけ恥をさらす機会も多くなってしまうということ。
[類義のことわざ]
長生きは恥多し(ながいきははじおおし)
[対義のことわざ]
命長ければ蓬莱を見る(いのちながければほうらいをみる)
[英語のことわざ]
Long life has long misery.
(長生きは長い苦悩・みじめさを持つ。)
[用例]
『命長ければ恥多し』とはいいますが、みなさんのご協力のおかげでこの年齢まで何とかやってこれました。
若い頃には多くの名誉や表彰を受けた偉大な人物だったが、予期せぬ事件によって晩節を汚し、『命長ければ恥多し』を自ずから証明してしまった。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
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