烏合の衆(うごうのしゅう)

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烏合の衆
(うごうのしゅう)

[意味]

群れて騒いでいるカラス(烏)のように、規律も統制もない人々のバラバラな集まり。

『烏合の衆』を『烏合の集』と書くのは間違いである。

[類義のことわざ]

有象無象(うぞうむぞう)

[英語のことわざ]

The mob has many heads, but no brains.
(群衆は数がいくら多くても、頭・知恵がない。)

[用例]

天下有数の豪傑として知られる呂布の蛇矛によって、『烏合の衆』の非力な雑兵たちが弾き飛ばされていった。

いくら人数ばかりが多くても、規律も統制も取れておらず共通の目標さえあやふやな『烏合の衆』など、恐れるに足らず。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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