炒り豆に花
(いりまめにはな)
[意味]
火にかけて炒った豆から花が咲くように、衰えたものが再び栄えること。
普通に考えれば、絶対にあり得ないことが起こることの喩えである。
[類義のことわざ]
雄猫が子を生む(おすねこがこをうむ), 枯れ木に花が咲く(かれきにはながさく)
[用例]
植物状態になって脳死が近いと思われていた母が、『炒り豆に花』とでもいうような感じで意識を取り戻した。
彼は年商10億円までワンマンで成長させた会社を不況で倒産させたが、『炒り豆に花』の再起を目指して新たな会社を設立して頑張っている。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
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