牛は牛づれ馬は馬づれ
(うしはうしづれうまはうまづれ)
[意味]
似た者同士が自然に集まるということ。
あるいは、似た者同士が一緒に行動したり連れ添ったりすれば上手くいくということ。
[類義のことわざ]
類は友を呼ぶ(るいはともをよぶ)、 同類相求む(どうるいあいもとむ)、 似た者夫婦(にたものふうふ)、 似るを友(にるをとも)、 同気相求む(どうきあいもとむ)、類を以て集まる(るいをもってあつまる)、 破れ鍋に綴じ蓋(われなべにとじぶた)
[英語のことわざ]
[用例]
小学生時代からの親友とでもいうべき旧友は、何といっても『牛は牛づれ馬は馬づれ』で昔から自分と良く似た性格や価値観を持っていた。
生まれも育ちも考え方も違う相手とはやはりどこかしらぶつかって合わないもので、上手くいく人間関係の多くは『牛は牛づれ馬は馬づれ』といった似た者同士であることが多いものだと思う。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
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