縁の下の力持ち
(えんのしたのちからもち)
[意味]
人目につかない所で地道に努力すること。また世の中のためや人のために尽くしても、表立っては認めてもらえないこと。
あるいは世のため人のために頑張っているのに、認めてもらえない人のことである。
[類義のことわざ]
縁の下の掃除番(えんのしたのそうじばん)、 縁の下の舞(えんのしたのまい)、 楽屋で声嗄らす(がくやでこえからす)、 陰の舞の奉公(かげのまいのほうこう)、 簀子の下の舞(すのこのしたのまい)
[英語のことわざ]
[用例]
『縁の下の力持ち』であるマネージャーの地道な支えによって、我がチームはここまで勝ち上がってくることができた。
目立った功績や華やかな成果を上げる人ではないけれど、『縁の下の力持ち』としてみんなを陰でバックアップしている彼はとても輝いて見えた。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
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