噂をすれば影・噂をすれば影がさす
(うわさをすればかげ)
[意味]
人の噂をしていると、なぜかその噂をしている当人が近くに来ることが良くあるということ。
[類義のことわざ]
噂を言えば主が来る(うわさをいえばぬしがくる)、 謗れば影さす(そしればかげさす)
[英語のことわざ]
Sooner named, sooner come.
(名前を呼べばすぐにやって来る。)
Talk of the devil and he will appear.
(悪魔のことを話せば、悪魔が現れる。)
[用例]
人の悪口をあまり大声で言っていると、『噂をすれば影』で本人がふらりとやって来るものだからやめておこう。
『噂をすれば影』というのは実際は偶然なのかもしれないが、なぜか人の噂話をしているとばったり本人と出会って、お互いに嫌な思いをすることが多いものだ。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
トップページ> Encyclopedia>
日本の古典文学> ことわざ事典>現在位置
プライバシーポリシー