烏鷺の争い
(うろのあらそい)
[意味]
羽根の色が黒い烏(からす)と白い鷺(さぎ)の争い。そのイメージから、黒石と白石で勝負を競い合う囲碁の対局のことをいう。
[類義のことわざ]
[英語のことわざ]
[用例]
囲碁の名人同士が真剣勝負で碁盤を囲んでいる様子は、『烏鷺の争い』と呼ぶにふさわしい風格を感じさせるものだった。
『烏鷺の争い』というどこか風流なことわざもあるが、囲碁の勝負というものは高度な棋譜の暗記力と常に先を読む推理力を試される過酷なものである。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
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