嘘から出た実
(うそからでたまこと)
[意味]
初めは嘘や冗談のつもりで言ったことが、結果として本当のことになること。
[類義のことわざ]
虚は実を引く(きょはじつをひく)、 冗談から駒(じょうだんからこま)、 冗談からほんまが出る(じょうだんからほんまがでる)、 瓢箪から駒が出る(ひょうたんからこまがでる)、 おどけがほんになる
[英語のことわざ]
Many a true word is spoken in jest.
(多くの本音が冗談として語られる。)
[用例]
いつも喧嘩していたあの二人がくっつけばいいと言っていたら、『嘘から出た実』で本当に結婚してしまった。
ホラ話に近いような壮大な目的を声に出して人に言っておけば、『嘘から出た実』になることもあるだろう。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
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