生みの親より育ての親
(うみのおやよりそだてのおや)
[意味]
産んでくれただけの実の親(血縁上の親)よりも、苦労しながら実際に育ててくれた養親(養父母)のほうが大切であるということ。
産んでくれただけの実の親よりも、大変な思いをしながら実際に育ててくれた養親のほうに、愛情や恩義を感じているということ。
[類義のことわざ]
生みの恩より育ての恩(うみのおんよりそだてのおん)
[英語のことわざ]
[用例]
小さな頃に養子に出されて実の親との記憶がほとんどない私にとって、『生みの親より育ての親』というのは日頃から実感させられていることである。
『生みの親より育ての親』とはいうが、成人して自分の家庭・子供を持つようになった今、一目でいいから実の親がどんな人だったのか見てみたい会ってみたいという思いが強くなっている。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
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