馬には乗ってみよ人には添うてみよ
(うまにはのってみよひとにはそうてみよ)
[意味]
馬の良し悪しは実際に乗ってみないと分からない、人柄(人間性)の良し悪しも実際に結婚して一緒に生活をしてみないと分からないということ。
物事はあれこれ考えるよりも、まず実際に経験してから確かめてみたほうが良いということ。
[類義のことわざ]
馬を相するには輿を以てし、士を相するには居を以てす(うまをそうするにはこしをもってし、しをそうするにはきょをもってす)、 人には添うてみよ馬には乗ってみよ(ひとにはそうてみようまにはのってみよ)
[英語のことわざ]
[用例]
親や周囲にはまだ結婚するには若すぎると言われたが、僕と彼女のモットーは『馬には乗ってみよ人には添うてみよ』だったので、その勢いでお試しの同棲ではなく結婚をすることにした。
実際にやってみる前から失敗することを過度に恐れたり、やるかやらないかずっと迷っていても仕方ない、昔から『馬には乗ってみよ人には添うてみよ』というではないか。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
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