老い木に花咲く
(おいきにはなさく)
[意味]
衰えていた者が、再び勢いを盛り返すことのたとえである。
[類義のことわざ]
埋れ木に花(うもれぎにはな)、 枯れ木に花(かれきにはな)
[対義のことわざ]
老い木の桜木(おいきのさくらぎ)
[用例]
医師を引退して長い高齢の私だが、車内で病気で苦しむ子供を前にしては、『老い木に花咲く』の気概を見せて必死にできるだけの治療をするしかなかった。
ピークを過ぎて既に終わった選手と見られていた彼が、『老い木に花咲く』の活躍を再び見せ始めたのにはとても驚かされた。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
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