大船に乗る(おおぶねにのる)

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大船に乗る
(おおぶねにのる)

[意味]

安心して頼れるものや人があり、何の心配もいらないこと。何の心配も不安もなく、頼りにできるものや人にすべてを任せきること。

有能な人や優れたものなどの信頼できる基盤を得たことで、大いに安心できる状態になること。

『大船に乗ったつもりで~』の慣用的な言い回しが多く使われる。

[類義のことわざ]

親船に乗る(おやぶねにのる)

[対義のことわざ]



[用例]

『大船に乗った』とばかりに安心しすぎた気分は油断や慢心を生みやすく、そんな時にこそ、今まで以上の注意力を持っていなければならない。

私にはあなたを幸せにして差し上げるだけの十分な地位と資産があるのですから、どうぞ『大船に乗る』ようなお気持ちで、私の告白を受け容れてすべてをお任せください。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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