大風呂敷を広げる
(おおぶろしきをひろげる)
[意味]
自分の実力や現実の状況に見合わない大きな計画を立てること。現実的にできもしないことをできるように語ること。
大ぼらを吹くこと。
大きな風呂敷を広げるだけ広げても、その中に包むものが何もないということから来ていることわざである。
[類義のことわざ]
大言壮語(たいげんそうご)
[対義のことわざ]
[用例]
派手なビジョンを掲げて大きな利益をちらつかせるというように『大風呂敷を広げる』のだけは得意だが、彼はその後の具体的な行動や方法の手順がないのが致命的な欠点である。
『大風呂敷を広げ』られるくらいの度胸と楽観があれば、私の人生はもっと起伏に富んだ面白いものになっていたはずだ。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
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