鬼の首を取ったよう
(おにのくびをとったよう)
[意味]
「鬼の首を取ったよう」ということわざは、「非常に大きな手柄を立てたかのように、大喜びすること」を意味しています。
「鬼の首を取ったよう」というのは、「大手柄を立てたかのように(誰もできないことを成し遂げたかのように)、得意がって自慢するさま」を意味していることわざです。
「鬼の首を取ったよう」は、「客観的に見れば大したことがないことを、得意がっているさま」を指して言うことが多いことわざです。
[類義のことわざ]
[英語の表現]
triumphantly
意味:鼻高々で、得意げに、得意顔で、鬼の首を取ったようを意味している英語の副詞です。
「鬼の首を取ったよう」を直接的に英文で表現すると、“It looks like you took a demon's neck”になります。
[用例・例文]
長年のライバルに勝利したことで、彼は鬼の首を取ったように喜んでいました。
鬼の首を取ったような感じで自分の仕事を自慢していましたが、その人の実績は全国区で見れば大したものではありません。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
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