尾羽打ち枯らす(おはうちからす)

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尾羽打ち枯らす
(おはうちからす)

[意味]

鷹の尾羽が傷んでみすぼらしくなること。鷹の尾羽が汚れて見た目が悪くなるさま。

その意味から転じて、以前は羽振りの良かった人が落ちぶれてしまったさまの喩えを意味しています。

今まで勢威・財力を示していた人物が、影響力を失って(力のあった時の面影を失って)落ちぶれてしまったさま。以前は影響力を誇っていた人物が落ちぶれて、見る影もなくなること。

[類義のことわざ]

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[英語の表現]

be in reduced circumstances

意味:落ちぶれた状況になってしまう。落ちぶれた境遇に落ち込む。

[用例・例文]

かつての権力者も尾羽打ち枯らして、すっかり覇気を失っていました。

FXのレバレッジ投資で数千万円の資産を失ったその投機家は、尾羽打ち枯らしていました。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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