お前百までわしゃ九十九まで(おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで)

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お前百までわしゃ九十九まで
(おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで)

[意味]

夫婦関係において、相手に百歳まで長生きしてほしいと願い、自分は相手よりも早く99歳で天寿をまっとうしたいということ。

その意味が転じて、夫婦がいつまでも仲良く暮らして、共に長生きできるようにと願うこと。

童謡の歌詞における「お前百までわしゃ九十九まで、共に白髪の生えるまで」というフレーズが語源になっています。

[類義のことわざ]

偕老同穴(かいろうどうけつ)

意味:夫婦仲が非常に良いことを意味することわざ。夫婦が生きている時は共に仲良く年を取り、死んだ後にも一緒に仲良く葬られること。

蛇足:「偕老同穴」のことわざではない意味として、「細長い筒形をした海綿動物」を指していることもあります。

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[英語の表現]

happy life partnership

意味:幸福な人生における夫婦のパートナーシップ(夫婦の絆)。

living faithfully together till death

意味:死を迎える時まで、お互いを思いやって忠実に暮らすこと。

[用例・例文]

「お前百までわしゃ九十九まで」という気持ちで、愛する妻とこれまで頑張ってきました。

離婚が増えている最近では、「お前百までわしゃ九十九まで」といった夫婦関係を維持するのも簡単なことではありません。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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