蛙の面に水(かえるのつらにみず)

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蛙の面に水
(かえるのつらにみず)

[意味]

カエルは両生類なので顔に水をかけられても平気でダメージはありません。

それから転じて、どんな罰や仕打ちを受けたとしても動じないこと。

人からのひどい対応・仕打ちに対して鈍感で何も感じないことを意味していることわざです。

[ことわざの出典]



[類義のことわざ]

牛に経文(うしにきょうもん)、馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)、牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす)、蛙の面に小便(かえるのつらにしょうべん)、鹿の角に蜂(しかのつのにはち)、石に灸(いしにきゅう)

[対義語のことわざ]

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[英語の表現]

Pouring water on a duck's back.

(あひるの背中に水をかける。)

[用例・例文]

何回も刑務所に入ったことにある彼には法的な威圧も「蛙の面に水」でした。

ふてぶてしい態度のその男にはどんな非難の言葉も「蛙の面に水」で、心に届かせることはできません。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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