貝殻で海を量る(かいがらでうみをはかる)

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貝殻で海を量る
(かいがらでうみをはかる)

[意味]

小さな貝殻で海水を汲み上げてその水量を量ろうとすること。

転じて、自分の経験や狭い見識だけを頼りにして、無謀にも大きな問題を解決・議論しようとすることを意味していることわざです。

絶対に不可能である(上手くいく可能性がまずない)といった意味合いでも使われます。

[類義のことわざ]

貝殻で海を干す(かいがらでうみをほす)、管を以て天を窺う(くだをもっててんをうかがう)、針の穴から天を覗く(はりのあなからてんをのぞく)、針を以て地を刺す(はりをもってちをさす)、大海を耳かきで量る(たいかいをみみかきではかる)

[対義語のことわざ]

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[英語の表現]



[用例・例文]

プロボクサーに素人が殴り合いで対抗しようとするのは、「貝殻で海を量る」ようなものです。

「貝殻で海を量る」ような恥をかくことで、私はビジネスパーソンとして成長する機会を得ることができました。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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