飼い犬に手を噛まれる
(かいいぬにてをかまれる)
[意味]
いつも可愛がって世話をしている飼い犬から手を噛まれること。
転じて、普段から可愛がったり目をかけたりしていた相手や目下の相手(部下・後輩)から思ってもいなかった裏切り(仕打ち)を受けることを意味しています。
[類義のことわざ]
後足で砂をかける(あとあしですなをかける)、飼い養う虫に手を食わる(かいかうむしにてをくわる)
[対義語のことわざ]
犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ(いぬはみっかかえばさんねんおんをわすれぬ)
[英語の表現]
[用例・例文]
長年目をかけていた部下から攻撃されて、「飼い犬に手を噛まれる」という苦渋を味わわされました。
「飼い犬に手を噛まれる」ような思いをして、今ではすっかり人間不信になってしまいました。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
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